「健康経営銘柄2021」公表 48社の先進事例とは?

経産省と東証が共同選定

従業員の健康管理を経営的な視点で戦略的に取り組む上場企業を「健康経営銘柄」として選定している経済産業省と東京証券取引所は2021年3月4日、第7回目となる「健康経営銘柄2021」として29業種48社を発表しました。
※健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。

経済産業省が実施した「令和2年度健康経営度調査」の回答結果から、①「経営理念・方針」②「組織・体制」③「制度・施策実行」④「評価・改善」⑤「法令遵守・リスクマネジメント」という5つのフレームワークの評価に、財務面でのパフォーマンスを加味して選定されたものです。

選ばれた48社一覧リストはこちら

今年の選定企業48社は次のとおりです。

業種銘柄コード企業名選定回数
水産・農林業1332日本水産株式会社3回目
鉱業1605国際石油開発帝石株式会社2回目
建設業1887日本国土開発株式会社2回目
食料品2502アサヒグループホールディングス株式会社4回目
2802味の素株式会社5回目
2871株式会社ニチレイ2回目
繊維製品3591株式会社ワコールホールディングス6回目
パルプ・紙3891ニッポン高度紙工業株式会社2回目
化学4204積水化学工業株式会社初選定
4452花王株式会社7回目
4461第一工業製薬株式会社2回目
4901富士フイルムホールディングス株式会社初選定
医薬品4506大日本住友製薬株式会社初選定
ゴム製品5195バンドー化学株式会社4回目
ガラス・土石製品5332TOTO株式会社7回目
鉄鋼5471大同特殊鋼株式会社初選定
金属製品5957日東精工株式会社初選定
機械6271株式会社ニッセイ初選定
電気機器4902コニカミノルタ株式会社6回目
6448ブラザー工業株式会社4回目
6508株式会社明電舎初選定
6645オムロン株式会社3回目
6702富士通株式会社初選定
7751キヤノン株式会社3回目
輸送用機器7203トヨタ自動車株式会社初選定
精密機器4543テルモ株式会社7回目
7701株式会社島津製作所初選定
その他製品7911凸版印刷株式会社2回目
電気・ガス業9502中部電力株式会社1回目
陸運業9005東急株式会社7回目
海運業9104株式会社商船三井初選定
情報・通信業4013日通システム株式会社初選定
4689Zホールディングス株式会社3回目
9432日本電信電話株式会社初選定
9687株式会社KSK3回目
9719SCSK株式会社7回目
卸売業2768双日株式会社初選定
8015豊田通商株式会社初選定
小売業2651株式会社ローソン4回目
8252株式会社丸井グループ4回目
銀行業8411株式会社みずほフィナンシャルグループ4回目
証券、商品先物取引業8601株式会社大和証券グループ本社7回目
保険業8630SOMPOホールディングス株式会社3回目
8766東京海上ホールディングス株式会社6回目
その他金融業8566リコーリース株式会社5回目
不動産業3289東急不動産ホールディングス株式会社2回目
サービス業2412株式会社ベネフィット・ワン2回目
6078株式会社バリューHR初選定
経産省ホームページより

各社の取り組み事例に学ぼう!

各社の具体的な取り組み内容は、以下のレポートでご覧いただくことができますので、ぜひ参考にしてください。
https://www.meti.go.jp/press/2020/03/20210304004/20210304004-3.pdf

【SDGsへの貢献性】

Goal3

〈ターゲットNo.3-4〉
2030年までに、予防や治療をすすめ、感染症以外の病気で人々が早く命を失う割合を3分の1減らす。心の健康への対策や福祉もすすめる。

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